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債務整理は4種類


札幌市中央区の当事務所では、相続手続以外に債務整理についてもご依頼いただけます。札幌・札幌近郊で月々の借金支払いが苦しい方、一括請求されて困っている方など、お気軽にお問い合わせください。債務整理については、当事務所の姉妹サイト「札幌債務整理相談所」もご覧ください。

さて、債務整理といえば大きく4種類あります(正確には3種類ですが、分かりやすいように4種類としてご紹介します)

その4種類とは、「任意整理」「過払い金請求」「自己破産」「個人再生」です。ここでは、その4種類の手続がどのような手続なのか、札幌の司法書士が解説します。

任意整理


任意整理は、司法書士等の代理人が消費者金融等の債権会社と直接、将来金利の減免と支払い回数の変更について交渉します。多くの場合で将来金利がカットされ、支払い回数が増えることで月々の返済額が減ります。

たとえば札幌市東区在住の甲さんが、複数の消費者金融から借り入れをしていたとします。借金総額は200万円であり、金利は15%、2年払い(24回払い)だとします。このような状況であれば、支払いの概要は次のようになります。

総支払額:2,327,359円
毎月の支払額:96,973円

毎月10万円に近い支払いをするのは本当に大変です。そこで札幌の甲さんは任意整理をしました。すると、次のようになります。

総支払額:200万円
毎月の支払額:約33,000円(支払い回数が60回に変更されたものとして計算)

このように、将来金利をカットすることで支払い総額をグッと減らします。そして支払い回数を変更することで、毎月の支払い額が月々の収入のなかで賄える額に調整します(任意整理では、新たな支払い回数は多くの場合36~60回払いとなります)。

過払い金請求


グレーゾーン金利という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?

昔は多くの貸金業者等が、利息制限法の上限利率を超えた利率で貸し付けをしていました。昔は利息制限法の上限利率を超えていても、出資法の上限利率(利息制限法の上限利率よりも相当に高いものでした)を超えていなければ、処罰の対象にならなかったからです。この利息制限法の上限利率と出資法の上限利率の差が「グレーゾーン金利」というものです。

しかし、この利息制限法の上限利率を超えた部分の利息支払いは、本来支払う必要のないものだといえます。仮に本来支払う必要のないものであれば、返してもらうことができるはずです。

このようなことから、利息制限法の上限利率に引き直して計算を行い、払い過ぎた利息がないか確認をします。引き直し計算において払い過ぎた利息があり、それを現在の借金元本に充当して借金が消え、さらに払い過ぎていた部分があれば、それこそ貸金業者等に返せといえます。この返せといえるお金のことを「過払い金」といい、札幌のみならず全国で過払い金の返還請求が多く行われたのが2000年代でした。

なお、過払い金の請求は既に完済していても行うことは可能です。ただし完済業者に対する過払い金請求は、取引終了から10年経ってしまうと時効で権利が消えてしまいます。急いで請求した方がよいでしょう。

自己破産


自己破産は、裁判所を通した債務整理方法です。

たとえば札幌市厚別区の乙さんが借金2000万円を背負っていました。乙さんは現在失業状態であり、とても借金を返していくことはできません。このような状況では、任意整理も難しいため、自己破産をする以外に方法はないといえます(任意整理は、ある程度の収入がなければ債権会社が交渉に応じてくれないためです)。

自己破産は、地方裁判所に申立てをして行います。破産手続きにおいて、乙さんの財産が換価処分され、その処分代金は債権者への支払いに充てられます。そして裁判所の免責許可決定を受ければ、残りの借金の返済義務がなくなり、乙さんは新たな人生をスタートさせることができます。

このように、自己破産は事実上借金をゼロにしてしまう債務整理方法です。

個人再生


個人再生も、自己破産と同様に裁判所を通した債務整理方法です。

個人再生では、一定の要件を満たせば借金額を大きく圧縮できます。(場合によっては借金を10分の1に減らすことができます)。そして小さくなった債務額を、原則として3年程度で分割して支払っていくのです。

個人再生は、自己破産のように借金が事実上ゼロになるという制度ではありません。

しかし自己破産手続中は一定の仕事に就けないという「資格制限」があるのに対し、個人再生ではそのようなことはありません。※自己破産手続中はたとえば警備員の仕事はできませんが、個人再生ではそのようなことはなく、これまで通り警備員の仕事を続けることができるということです。

また、個人再生では住宅資金特別条項という制度を利用して、住宅を手放すことなく、住宅ローン以外の債務を圧縮できるのも、自己破産との大きな違いです。※自己破産であれば、債務者の財産を換価処分するため、当然ですが家も手放すことになるのです。

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