認定死亡によって相続が開始する
相続登記などの相続手続を進める際に必ずおさえなければいけないことの一つに「相続の開始時点」があります。
「いつ」相続が開始して、権利義務の承継が生じたのか確認しなければいけないのです。
相続が開始するタイミングは人の「死」であり、ここでいう「死」とは、ほとんどの場合は医学上の「自然死亡」のことを意味します。
自然死亡した者については、死亡の事実、死亡の年月日時分、場所が戸籍に記載され、反証がない限りは、戸籍に記載された死亡の年月日時分に、相続が開始したと扱われることになるのです。